社会が分化することの抵抗感
あるNPOが、赤ちゃんを育てられない妊婦さんを囲って出産まで面倒をみてあげています。
私個人はすごく良い方法だと思っているんですが、先日のニュースでやはり反対も多いと聞きました。
生まれたばかりの赤ちゃんは、
腕だけしか動かさなかったのが
5つの指をそれぞれ動かせるようになり、
児童になり、成長とともに指先の末端まで器用になります。
社会もそれと同じで、
どんどん分化が進むものだと思うのです。
産むまでができる人
産む手伝いができる人
育てるところから出来る人
その後の成長の支援ができる人
教育ができる人
少子化を問題視するのなら、
このNPOにもっと支援してあげてほしいです。
そしてさらにこのような団体を増やしていって欲しいです。
でも現実はこの団体に対する抵抗感は少なくないそうです。
「何で好き勝手してきて育てられない母親を庇うのか。」
という意見がたくさんあるようです。
そういうのって、社会が分化していく過程で生じるある種の抵抗感だと思います。
思春期の子供がさらなる分化に入った時の戸惑いのような。
かげながらこのNPOを応援しています。